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圧力の窓 その①圧力分布とは?
重さと圧力は違うの?
重さとは、地球の重力が1kgの物体に及ぼす「力・重さ(kgfやN等)」のことです。
圧力とは、「かかる力(重さ)」÷「受ける面積」=圧力(MPaやPSI等)のことです。
そのため、以下図のように”同じ力(重さ)”であっても”受ける面積”が異なると圧力は変わります。
また、圧力の単位は MPa等(メガパスカル)やkgf/cm²を指します。MPaは国際標準として設計図面などで主流ですが、現場や古い設備では、kgf/cm²が広く使われています。1 MPaは約10.2 kgf/㎠相当です。
計算式は下記の通りです。
重さ(kgf) ÷ 面積 (㎠) ÷ 10.2= 圧力 (MPa)
※1kgf=9.80665N
圧力の分散って?
ここまで”かかる力”が同じであっても、”受ける面積”が異なれば圧力も異なると説明してきました。
そのため、”かかる力”で管理するのではなく”圧力”で管理することが非常に重要となります。例えば、以下図のようにプレス面が平行でない場合、同じ力をかけていても接触面積が変化すると、面内の圧力に偏りが発生します。このように、圧力の分散を管理することが製品品質の向上へと繋がるのです。

